知覚過敏について

こんにちは。福山市西新涯町にあります宇田歯科医院です。

今回は知覚過敏についてお話します。

何らかの理由で歯ぐき付近の歯の表面(エナメル質)が剥がれ落ちると、象牙質が露出して冷たいものがしみるといった症状が出現します。

治療には段階があり、知覚過敏の程度によって治療を選択します。

  1. 知覚過敏用歯磨剤を使用…効果がある成分【硝酸カリウム】【乳酸アルミニウム】が含まれている歯磨剤を選択して使用してみましょう。効果を感じるためには継続的な使用が望ましく、3週間ほどは続けてみましょう。
  2. 知覚過敏抑制材の塗布…歯科医院で行います。継続的な塗布を行って症状の改善を期待します。
  3. しみている部位をレジンで埋める…①②を行っても、知覚過敏の症状が継続する場合に行います。レジンを接着させるために、少量ですが歯を削る必要があります。
  4. 歯の神経を取る…①~③を行っても、知覚過敏の症状が改善しない・知覚過敏の程度が日常生活に支障をきたしている場合は、やむを得ず行う場合があります。

大体、知覚過敏の症状で来院される患者様は①②から始めることが多いのですが、症状の程度は人それぞれですので先生としっかり相談してから行いましょう。

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