仕上げみがきのやり方

こんにちは。

広島県福山市西新涯町にあります宇田歯科医院の歯科衛生士の宇田です。

お子さんの仕上げみがきをする際、どのようにして磨いてあげていますか?

こんな磨き方していませんか?

↓↓↓

①(こどもを)立たせたまま磨く膝枕(膝の上に頭を乗せた状態)で磨く

これだと磨くときに上の歯や奥歯が目視で確認ができず、上の奥歯を磨こうと思ったらすごく変な体勢でのぞき込む必要があります。

また、磨かれる側の頭が不安定なため、ブラシの圧が歯にかかりにくかったり、フロスが通しにくかったりと、清掃が不十分になる可能性が出てきます。

仕上げみがきというのはお子さんがひとりでは磨きにくいところ(磨き残しがある部位)をしっかり磨いてあげることが重要なので、まずは仕上げみがきを行う人はお子さんのお口の中がしっかりみれるような状態(磨ける状態)にすることが大切です。

 

仕上げみがきを行う人が足を開いて座り、その足の間にお子さんが仰向けで寝た状態が一番いいと思います。

歯みがきを嫌がる子の場合は、両手を足で押さえ、頭を太ももあたりで固定して磨いてあげましょう。

子どもさんも最終手段として足も使って抵抗してきたり、指を噛んでくることもあります。その場合は、もうひとりおうちの人がサポートしてくれるとありがたいですね😄(例えば、気を紛らわせるために面白い声かけをするとか…)

歯みがきを嫌がる子は、【歯みがき=イヤな時間】という認識から【歯みがきは楽しい🎵】と思えるようになるための働きかけを、していけるといいなと思います。私も下の子には、スキンシップをとりながら、笑わせてその延長線上でお口を開けてもらって、ニコニコしているうちに磨いてあげることを心がけています。

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