歯間ブラシ

こんにちは。

広島県福山市西新涯町にあります宇田歯科医院の歯科衛生士の宇田です。

 

今回は【補助清掃器具】についてお話したいと思います。

補助清掃器具とは、糸ようじや歯間ブラシといった、歯ブラシとあわせて使用することで歯の清掃率をあげてくれるものをさします。

【歯間ブラシ】歯間ブラシにはサイズがあることをご存知でしょうか。

このようにメーカーによってサイズごとに色分けされています。

歯と歯の隙間を清掃するために使用するものですが、隙間の大きさには個人差があります。そのため、それぞれの隙間にあったサイズの歯間ブラシを使用する必要があります。そのサイズ選びは、ぜひ歯科医師・歯科衛生士にしてもらうことをお勧めします。

サイズ選びのポイントとしては、歯と歯の間に毛先が触れる(通す時に毛先が少し抵抗を感じる)ぐらいのサイズが良いかと思います。言葉で伝えるのがむずかしいですね…💦

歯の隙間に対して大きめのものを使うと、歯ぐきを傷つけてしまったり、歯と歯の隙間が開いてしまう可能性があります。

歯の隙間に対して細いものを使うと、詰まった食べかすなどは除去できますが、スカスカ入るようでは歯の側面の汚れを取り除くことが難しいです。その場合は、歯の側面にもしっかりブラシをそわせてあげる必要があります。

※歯と歯の隙間がそんなにあいていない方は、歯間ブラシよりもデンタルフロス(糸ようじ)の使用が望ましい場合があります。

歯間ブラシの形ですが、ストレートのものと、上の写真のようなL字タイプのものがあります。

私はL字タイプのものをお勧めします。なぜなら、奥歯や歯の裏側からも通しやすいからです。ストレートのものも使ったことがありますが、私は鏡をみてやっても難しかったです。

前歯だけポイント使いする場合なら良いかもしれませんが、歯全体に対して歯間ブラシを使用する方は、是非L字タイプのものを使用してみてください。

 

歯間ブラシの通し方も、隙間によっては通しにくいところもありますが、角度を少し変えるだけで通りやすくなることもあります。

なので①サイズ選び②歯間ブラシの通し方③ナイロン毛・ゴムタイプのものどちらがおすすめか等、歯のクリーニングで来院された際はきいてみてくださいね。

 

目次