こんにちは。
広島県福山市西新涯町にあります宇田歯科医院の歯科衛生士の宇田です。
みなさんは「エナメル質形成不全」というのをご存知でしょうか。
歯の表面の一番硬い組織であるエナメル質が、もともと白っぽく、表面もやや粗造な歯のことをいいます。
エナメル質形成不全の歯は、むし歯になりやすいため注意が必要です。
その原因はまだはっきりとわかっていないところが多いのですが、現在、有力な説として挙げられているのが「ビタミンDの欠乏」なんだとか。
乳歯(こどもの歯)のエナメル質は妊娠4~5か月ごろに、赤ちゃんのあごのなかでできます。
永久歯(おとなの歯)のエナメル質は1歳半~3歳ごろのお子さんのあごのなかでできます。
つまりその時期に「ビタミンD」をできるだけ摂取した方が良いということになります。
ビタミンDは魚🐟やキノコ🍄などに多く含まれています。(他、しらすやきくらげ、シイタケや牛乳等にも含まれています。)
とはいえ、妊娠中は個人差があり、つわりなどで摂取できるものも制限されることがありますよね。
私自身も、栄養素を赤ちゃんの歯のことを考えて、意識的に摂取することはありませんでした💦
ですが、現在2歳半の息子は牛乳大好き!毎日何杯もおかわりして飲んでくれます!
飲みすぎは逆に問題ないのか、少し心配なところもありますが、今飲みまくっている牛乳効果で、永久歯が丈夫な歯として生えてくれるといいなぁ…✨と願っています。
もし、歯科医院や歯科検診で「エナメル質形成不全」の歯があるといわれた場合は、初めに述べたようにむし歯になりやすいため、定期的な歯のチェックをしてもらうことが大切だと思います。