ホワイトニング研修を受けてきました。

こんにちは。

福山市西新涯町にあります宇田歯科医院の歯科衛生士の宇田です。

2月上旬に、広島市で開催されたホワイトニング研修を受講してきました。

研修内容として以下のことを学びました。

  • 日本で認可されているホームホワイトニング及びオフィスホワイトニング剤の種類とその特徴
  • ホワイトニング前のカウンセリングの重要性
  • ホワイトニングによる知覚過敏や白濁に対するアプローチ
  • 相互実習 等

まず、私たちは患者様が望む『歯の白さ』をしっかりカウンセリングする必要があります。

着色が気になるのであれば、それは歯科医院で行う歯面清掃で改善することができます。(ちなみに最近よく聞くサロンなどで行う”セルフホワイトニング”も、歯を白くするのではなく、飲食物などによって沈着した着色を除去するものです。)

②定期清掃に来院中の方などが、歯の色を白くしたい場合は歯科医院で行うホワイトニングを検討します。

始めに、ホワイトニング禁忌の場合がありますので事前にその確認を行います。

術前の歯の色(トーン)だけでなく、私たちは歯の ①白濁②くさび状欠損③キレツ線④むし歯・虫歯治療の有無などを確認し、ホワイトニングによって起こり得ることを患者様に事前にお伝えする必要があります。

また、上記の歯の状態と併せて、知覚過敏の有無や生活スタイルなどの聞き取りを行った後、歯科医院で行うオフィスホワイトニング・おうちで行うホームホワイトニング・2つを組み合わせたデュアルホワイトニングのうちどれが一番適しているかを相談し、決定していきます。

ホワイトニング後の白さを維持するためには、単発で終わらず、定期メンテナンスを行うことが必要です。

相互実習では様々な種類のアングルワイダー(お口の中に入れる器具で、唇や頬を排除するもの)を使用して、歯肉保護→ジェルの塗布の行程を実践しました。種類によっては、器具を口腔内へ挿入する時に痛みを伴うものがあることが分かったので、どれを使用するかという選択は慎重に行うべきだと思いました。

今回の研修で学んだことは、医院でも情報共有して今後の臨床でも活かしていこうと思います。

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