年代別セルフケア(乳幼児)

こんにちは。

福山市西新涯町にあります宇田歯科医院の歯科衛生士の宇田です。

これから数回に分けて、年代別でセルフケアのポイントをお伝えしていこうと思います。

今回は【乳幼児期】です。歯が生える時期は個人差がありますが、歯の生え始めは生後6~8か月ごろ。

歯が生えてきたら、保護者の方が歯みがきをしてあげるようにしましょう。始めはガーゼで拭う程度で良いです。

上下の前歯が生えてきたら歯ブラシを使ってみがいてあげましょう。保護者の方の仕上げみがきは10歳頃までは必要ですよ~。

「子どもがイヤがって歯みがきをさせてくれない💦」と相談される親御さんは結構いらっしゃいます。まずは歯みがきが楽しいものだと感じてもらえるようにしてみましょう!例えば、大人が楽しそうに歯みがきをする姿を見せたりすると良いかもしれません。

子どもがどうしても嫌がる場合…

  •  短時間で部分的にみがく(今日は前歯、明日は奥歯…)
  • 3分程度の動画を一時的にみせる        でもよいと思います。

一番大切なことは、大人が仕上げみがきを諦めないことです。頑張って毎日歯みがきをつづけていくうちに、お子さんの成長と共に歯みがきをする習慣が自然とついてきます。『ちゃんと仕上げみがきできているかな…😢』と不安な場合は、ぜひ歯科医院へご相談下さいね!

ちなみに、仕上げみがきは朝昼晩とやろうと思ったら、親御さんも大変です!大切なのは、夜寝る前の歯みがきです。夜、1回、頑張りましょう✊❕

お子さんが自分で歯ブラシを持つことがあると思いますが、ブラシを噛むことがあり、歯ブラシの毛先が広がるスピードが速いです。なので、保護者の方が仕上げみがきをする歯ブラシとは分けて使用してくださいね。

【乳幼児期に気をつけたいこと】

  • 2歳頃までは上の前歯、歯と歯の間がむし歯になりやすい
  • 3歳を過ぎたら奥歯が生えてきて奥歯の溝や歯と歯の間がむし歯になりやすい

①歯みがきの習慣②デンタルフロスの使用③歯みがき剤(フッ素)の使用④かかりつけ医をもつこと(定期的なフッ素塗布)で、むし歯を予防していきましょう。

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