歯の溝のむし歯予防

こんにちは。
福山市西新涯町にあります宇田歯科医院の歯科衛生士の宇田です。

今回は【シーラント】についてお話します。

シーラントとは、奥歯の溝をプラスチックのようなもので埋めて、むし歯を予防するものです。
主に乳歯の奥歯や生えて間もない6歳臼歯(第一大臼歯)に対して行います。

治療の流れとしては↓↓↓

  1. 専用のブラシなどを使用して清掃
  2. 溝(レジンを埋める部分)に酸処理を行う
  3. レジンを埋めて光を照射して固める
  4. 噛み合わせに変化がないかの確認

特に第一大臼歯は、これから先ずっと噛むためには一番重要な歯ですので、生え始めた時から大切にしておきたいものです。

  • シーラントは永久的なものではなく、欠けたり取れたりすることがあります。欠けたままにしておくと、段差ができた状態でかえってむし歯になりやすくなってしまうので、定期的な歯科受診で確認をしてもらうことが重要です。
  • シーラントは、汚れが溜まりやすい奥歯のに対するむし歯予防です。なので、『シーラントをしたから奥歯は(むし歯にならない)大丈夫!』とは思わず、前歯も奥歯もしっかりと歯みがきをしましょう。フロスの使用の継続、定期的な歯科検診・フッ素塗布も行って健康な歯を守っていきましょう。
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