こんにちは。

広島県福山市西新涯町にあります宇田歯科医院の歯科衛生士の宇田です。

 

現在、福山市では、コロナウイルス感染症の感染予防として、1歳半検診は(お子さんがマスクが着用出来ないことに対する考慮などから)医科や歯科においては親御さんとお子さんが医院へ出向いて行うようになっています。

「おしゃぶりは使っていいものか?」「いつからいつまで使っていいの?」といったおしゃぶりに関する質問が時々あります。

おしゃぶりの使用に関して、ネットで調べても賛否両論あるので世の中のお母さん方は混乱すると思います。

 

私の経験をお話しさせていただくと、はじめての育児、特に新生児期~2・3か月の間は、何をしても泣き止まず、原因も分からず、寝れず、藁にも縋る思いでおしゃぶりを3種類ほど試した思い出があります。

結局うちの子は、おしゃぶりや哺乳瓶(ミルク)が嫌だったらしく、ほとんど使用することはなかったのですが、おしゃぶり使用のメリットは『母親の育児負担を減らす』ことのできるということだと思います。

そのほか

  • スムーズに寝かしつけができる(お母さん方にとっては最大の魅力✨)
  • 鼻呼吸を促してくれる(歯科の目線からみるとこれは嬉しい!)

また、アメリカの小児科学会は乳幼児突然死症候群(SIDS)を予防するために乳児期までのおしゃぶりの使用を推奨しています。

 

その一方で、おしゃぶりの使用を控えたい意見としては『おしゃぶりの使用で歯並びがわるくなるのではないか』というものもあります。

そのため、最近はいろんなメーカーが形や機能などを工夫したり、医師や歯科医師監修のもと、おしゃぶりが開発されています。

また、WHOの見解としては、母乳育児を行っている場合はおしゃぶりや人口乳首の使用を避けることを推奨しています。

理由は、母乳育児の機会が減り、母乳の生産を減少させてしまうことを懸念しているためです。

他にも、新生児期など、まだ母乳を飲むのに慣れていない赤ちゃんは乳頭混乱を起こしてしまう可能性があるため、月齢が低いうちは使わないほうがよいという意見もあります。

 

 

 

少し話はそれますが、赤ちゃんの頃の飲み込み(乳児嚥下)と大人の飲み込み(成人嚥下)には違いがあります。

離乳食が始まると、乳児嚥下から成人嚥下へと移行していくわけですが、長期間おしゃぶりを使用していると、乳児嚥下が残ったままになることもあります

そうなるとかみ合わせに影響を及ぼす可能性もでてきます

 

結論として、おしゃぶりの使用に関しては、

使用してもいいが1歳を過ぎたら使用時間を決めるなどして、2歳ごろには使用を終了するとよいでしょう。

 

途中に述べた「嚥下の違い」についても、また後日詳しく書けたらいいなと思います。