こんにちは。
福山市西新涯町にあります宇田歯科医院の歯科衛生士の宇田です。
以前も数回、子どもの仕上げ磨きについての内容を書いてきましたが、息子も1歳9か月を迎え、少し変化が出てきました✌💓
『歯みがきシャカシャカするよ~』と歯ブラシを見せると、まず自分で歯ブラシをもち口の中でモゴモゴ…。
気が済んだら、自然と私の足元にゴロンと転がってお口をア―ン!とするのです。
なぜ自発的できるようになっているのか?それはおそらく📺でみる『はみがきじょうずかな?』の影響だと思います。
テレビでお兄ちゃん、お姉ちゃんが自分で歯磨きをした後に、「まま~」と呼んで、親御さんが仕上げ磨きをしている姿をみて真似しているのでしょう。
はじめは嫌がっていても、子どもの成長とともに理解力もついてきて、できるようになることもあるのだと感動しました✨
先月、息子の一歳半検診に行ったときに、歯科衛生士さんがおっしゃっていたのは
◉歯みがきをする習慣づけは続けること…嫌がっても1日に1回はお口の中に歯ブラシを入れることで、慣れさせていくことが大事。
◉子供用、仕上げ磨き用の歯ブラシは分けること…こどもは歯ブラシを噛み噛みして毛先が広がるので、その歯ブラシではしっかり磨けないから。
◉上の前歯の歯と歯の間付近にあるスジ(上唇小帯)に歯ブラシをあてないように指でガードしながら磨く
というような内容でした。
ちなみに補足として…私の場合は、仕上げ磨きをする際は【上の奥歯→上の前歯→下の歯】の順番で磨いています。
なぜなら下の歯は、わりとだ液などの自浄性があるが上の奥歯の溝などは汚れが残りやすいと考えるためです。
息子も毎回満足に磨かせてくれるわけではないので、まずしっかり磨いてあげたいところをスピーディーに磨きます❕
あとは歯みがきの前か後には【糸ようじ(デンタルフロス)】の使用を心がけています。
歯磨き剤の使用については、ほんの少しだけつけます。
いざやろう!とするときに、子どもはそんな気分じゃないもん!ということもありますが、そんな時、ついカリカリ⚡してしまう心をぐっとこらえて、少し待ってみるようにします。
上手く歌を歌いながら、子どもの気分を乗らせてやったり、できたらしっかりほめる!
(息子の場合は「はなかっぱの歯みがきの歌」が気分が乗るようです♬)
そんな夜を、毎日過ごしています☽☆
当院に来院したお母さん方からは「いつ歯みがきをしたらいいの?」という質問をよくいただきますが、
毎食後できればそれはいうことなし!ですが、一番大事なのは夜寝る前の歯みがきですよ!とお話ししています。
これは小さいお子さんに限らずですが、就寝時はだ液の分泌が少なくなり、お口の中の菌が増えやすい為です。
👆の写真は、歯が生え始めたころの歯みがきの様子です。
このころはまだ訳も分からずお口を上手に開けてくれていました(笑)懐かしいな~
お子さんの仕上げ磨きに奮闘する親御さん!
それぞれの子どもたちにあった歯みがき方法を一緒に見つけていきましょう💪❣