妊娠と歯周病について

こんにちは。

広島県福山市西新涯町にあります宇田歯科医院です。

 

医院入り口のボードを更新しました🆕✨

今回は「妊娠中に歯周病に罹患した場合、どのような影響があるか」ということを、書いています。

妊娠中の喫煙やアルコールの摂取、感染症などが早産や低体重児出産に関わるそうですが、実は‟歯周病”もその一因になるのではないかと考えられています。

なぜそのようなことが考えられるのか、紹介いたします🖊

歯周病の炎症が出産を促す??

→通常のお産であれば、妊婦さんの体の中でホルモンやタンパク質分解酵素の濃度が上がり、出産へとつながります。

妊婦さんが歯周病に罹患している場合、歯ぐきから炎症物質が体内へと入ります。それが体内で増加するとタンパク質分解酵素の分泌が促進され、子宮の収縮→早産へとつながると考えられています。

歯周病菌が子宮内に感染する??

→細菌が子宮内の羊水などに感染すると、早産や胎児の発育不全のリスクへつながります。

2007年に早産となった妊婦さんの羊水などから歯周病菌が検出されたという報告もあります。

※とはいえ、歯周病と早産の関係については、まだ分からない点も多くあります。

妊婦さんはホルモンバランスの変化や、つわりで歯みがきがしづらくなることから、歯肉炎や歯周病になりやすい傾向にあります😓💦

当院には安定期に入った妊婦さんが妊婦健診(むし歯・歯周病のチェック)に来院されます。お子さん👶が生まれる前に、一度歯医者さんで歯のチェックと、必要があれば歯のクリーニングまでしておくと安心かもしれませんね🎵

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